年末の多忙に注意! 海外研究が指摘、ストレスが伴う仕事が長引くほどにうつ病の恐れ

ダイエット情報
仕事のストレスとうつ病の関連を分析
日本国内では働き方改革が進められ、国や企業は仕事が過度に長時間にならないよう、また適度な休息を挟めるよう制度変更を進めています。そうはいっても年末に近づき仕事に追われたりすると、ストレスのかかる仕事に遅くまでとりかかる必要もあるでしょう。知らず知らずのうちにそれで心身の健康を崩すことも心配されますが、実際どれくらい深刻な問題ととらえるべきなのでしょうか。
今回、ミシガン大学医学部などの研究グループは、11年分の医療関係者の仕事と日々の活動、うつ病を含む健康状態の関連を調べたデータを分析しました。データは長時間労働が強いられる代表的な仕事ともいえる医療関係者、しかもキャリアの初年度に当たる1年目の研修医を1年間追跡調査したものです。研究では、参加者にスマホアプリやスマートウォッチを使ってもらい、毎日の体調や気分、身体活動、睡眠などを記録してもらいました。さらに、性格や心理状態、ストレスがかかる出来事なども調査しています。
対象の人数はおよそ1万7000人。平均年齢は27歳です。やや女性が多くなっていました。1週間の就業時間は広範囲にわたりましたが、65〜80時間が最も一般的でした。
うつ病になる人の割合が増大
こうして確認されたのは1週間に働く時間が長くなるほど、うつ症状が増えることです。
詳しく見ると、働く時間が長いとうつ症状スコアが上昇し、治療が必要と診断される割合が増えました。週に90時間以上働く人は40〜45時間働く人と比べて、うつ症状スコアが3倍になっていました。人によってストレスにつながる個別の事情は変わりますが、複数の条件も踏まえた分析の結果、どんな人にとっても働く時間が長くなるとうつ病のリスが高まると確認されました。
こうした結果から、うつ病につながるさまざまなストレス要因のなかでも、働く時間が重大と研究グループは強調し

リンク元

タイトルとURLをコピーしました