発酵食品の秘めたパワーに注目! 海外研究が注目する脳へのよい影響とは?

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発酵食品は脳によい?
発酵食品は、細菌が食品中の糖分などを分解して作られます。日本には、みそやしょうゆ、納豆、漬け物など、さまざまな発酵食品があり、日常的に食卓に並びます。また、キムチやヨーグルト、コンブチャ(紅茶キノコ)など、世界中に多くの発酵食品が存在します。
発酵食品には、さまざまな効果が期待されています。発酵食品は体によい細菌を多く含み、これはプロバイオティクスと呼ばれ、積極的に食品としてとり入れられています。発酵食品の利点のひとつは、腸の調子をよくすることが脳にもよい影響をもたらすということです。これは脳腸連関と呼ばれ注目されています。
発酵食品はトリプトファンというアミノ酸を含み、このアミノ酸は脳内で「セロトニン」の生成を助ける効果が知られています。セロトニンは私たちの気分を調整することに関連しており、発酵食品を食べることで、ストレスが軽減される可能性があります。
そうしたなかで、アイルランドのユニバーシティ・カレッジ・コークを中心とした研究グループは、世界中の200種類以上の発酵食品を調査し、それらが脳の健康にどのように役立つかを調査しています。
発酵食品のほとんどが脳によい効果
このような調査から確認されたのは、調べられた200種類以上の発酵食品のほとんどに、脳の健康を改善する効果があるということ。
研究によると、糖質ベースの発酵食品と野菜ベースの発酵食品は特に有益であることが示されました。みそや納豆、漬け物などの野菜系は健康によいイメージがありますが、アルコールや酢などの糖質系では、ネガティブなイメージをもつものも含まれるかもしれません。しかし、研究グループは、糖質ベースのものでも、糖類が有益な物質に変換されるため、脳によい影響を与えることが確認されたといいます。
研究グループは、発酵食品の成分が脳にどのような影響を与えるかについて、動物実験などを通じ

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