携帯電話の長時間通話が血圧に影響!? 海外研究で意外な関連性が明らかに

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英国の21万人以上を調査
じつは携帯電話と高血圧との関係については、これまでに電波の影響が指摘されていました。携帯電話から出る電波は弱いものの、長時間にわたってさらされることによる影響の可能性が研究されていたのです。
そんななか、今回、中国の研究グループが、携帯電話の利用を通話に限った場合に高血圧と関連するかを調べました。分析したデータは、英国の約50万人の健康や遺伝子に関する情報を集めた「UKバイオバンク」で、登録時点で高血圧になったことがない21万人以上です。ここから利用年数や毎週の利用時間などについての質問に対する回答と、その後およそ12年間の高血圧の発症(約1万4000人)との関連性を調べました。
通話時間が長いほど高血圧に
こうして研究で確認されたのが、携帯電話で通話する時間が長くなると、高血圧のリスクが高くなるということ。
詳しく見てみると、少なくとも週に1回通話していた人は、まったくしていなかった人に比べて、高血圧になるリスクが7%高くなりました。このほか通話時間が週に5分未満の人に比べて、30〜59分では8%、1〜3時間で13%、4〜6時間で16%、6時間を上回ると25%と、通話時間が長いほどリスクが高くなりました。これは年齢や性別、人種や民族、喫煙、高血圧の家族歴、血液中の脂質や血糖値、医薬品の使用など多くの要素を加味して分析した結果です。また、家族に高血圧の人がいるなど、遺伝的に高血圧になりやすい人は、通話が長くなると高血圧になるリスクが高まりやすいという結果も得られました。
今回の結果は、携帯電話による通話と高血圧との関連性を示したもので、原因が何かという因果関係はわかりません。最近ではメッセージのやりとりが多く通話までする機会は減りがちかもしれませんが、アプリなどを使った長時間の通話がやりやすくなった面もあります。話し過ぎと思った人は気をつけてみ

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