“美人は幸せ”はウソ!? 心理学の研究が示す「美しさと幸福」の関係とは

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「美しさ」と「幸福」の関係
ボトックス注射やシワとり、豊胸手術、まぶたや鼻の整形、脂肪吸引…と世界中の人が自分の外見を作り替えようとしています。それは美しさが幸せの因子だと多くの人が信じて疑わないからでしょう。
米国美容外科学会議の報告では、ほとんどの人が「手術後の外見に満足した」と報告しています。しかし、その満足感は長続きせず、幸福はほんの短い期間だけということもわかっています。
「キレイな人たちが自分の外見に満足しているかと尋ねられれば、『もちろんです』と答えるでしょう。でも、幸福かと尋ねられれば、じつは外見がその判断に与える影響はあったとしても、わずかなのです」(ソニア・リュボミアスキー博士)
外見的な美しさが本当の幸せとは関係ないとしたら、それは多くの女性にとって信じがたいことのはず。
しかし、「美しさと幸福感とは無関係である」ということは、こうした整形だけではなく、もともと美しい人にも同じようにいうことができるのです。
外見をポジティブにとらえることで幸せに
幸福な人は客観的に見た場合もより魅力的なのでしょうか?
ある心理学の実験では、大学生を「幸福な大学生のボランティア」と「不幸な大学生のボランティア」に分け、彼らの写真とビデオを撮影。それを判定する人々に見せて、外見的な魅力に点数をつけてもらいました。被験者は女性の場合、ノーメイクの状態で髪をすべて隠すために白いシャワーキャップをかぶり、白衣を着せられました。
「その結果は、美しさと幸福は直接、関連性がないということを示していました。幸福な被験者は自分が魅力的だと信じがちでしたが、客観的な判定によると、幸福でないと思っている仲間よりも容姿がいいとはみなされなかったのです」
つまり先述したように、整形などで客観的に見てより美しくなっても、以前と比べてより幸福にならない場合も。ただし、「自分で自分が美しいと思い

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