歯ぎしりはやめられる? “スマホ顎関節症”ってなに? 歯科医が解説、気になる歯やあごまわりのトラブルと対策

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歯ぎしりをしてしまうのはなぜ?
歯ぎしりをするのは、寝ているときだけではありません。じつは、起きているときに歯ぎしりをする人もいます。頻度や強弱は異なりますが、かなり多くの人が歯ぎしりをしていると考えられています。しかし、「自分が歯ぎしりをしている」と自覚しているのは、全体のわずか8〜16%というデータも。無意識に行っているため気づきにくく、周囲から指摘されて初めて自覚するという人も少なくありません。特に起きているときの歯ぎしりは、「癖」のようなもの。日中に無自覚で行っている人が多いのです。
ちなみに、歯ぎしりは、3つの種類に分類することができます。1つ目は、ギリギリと上下の歯をすり合わせてしまう「グラインディング」、2つ目はカチカチとぶつけ合う「タッピング」、3つ目がグーっと強く噛み締める「クレンチング」。一般にグラインディングのことを「歯ぎしり」と認識している人が多い印象ですが、じつはさまざまなタイプがあります。
では、なぜ歯ぎしりをしてしまうのか。その原因のひとつは、「ストレス」といわれています。たとえば、貧乏ゆすりをしている人は、「体を揺らしたい」のではなく、「ストレスを発散するため」に体を揺すり動かしてしまうのですが、歯ぎしりもストレスをためないようにしようという体の防御反応の一種。コロナ禍の外出自粛など、行動が制限された際には、欧米で「歯ぎしりが増えた」という研究論文が出ていることからも、ストレスと歯ぎしりは密接した関係にあるといえます。
肩こり、老け顔、歯周病…じつは歯ぎしりが関係!? 対策は?
一般に歯ぎしりをすると、その人の体重と同じくらいの力がかかるといわれています。
長期間、歯ぎしりをし続けると、歯や歯茎にダメージを与え、歯周病を引き起こしたり、症状を悪化させたりする可能性があります。また、肩こりや頭痛などの一因にもなりかねず、上下の歯を強い力で

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