現代人は全体的にたんぱく質不足?! まずはたんぱく質の基本的な働きを知ろう

ダイエット情報
現代人のたんぱく質の摂取量は戦後レベル!?
たんぱく質というと、ひと昔前は「プロテイン=筋肉ムキムキ」というイメージがありましたが、宅トレブームやコロナ禍による健康意識の底上げで、最近では健康や美容のために基本的な栄養素であり、ダイエット中でもきちんと摂取しなければならない栄養素のひとつであることが認知されるようになってきました。一方で、現代人はたんぱく質不足で、その摂取量は戦後の1950年代と同水準とも言われています。
なぜ現代人は、たんぱく質不足になっているのでしょうか。
「食生活でいうと、ひとつはダイエットやメタボ予防などで食事量そのものが減っていること、もうひとつはコンビニで手軽に買えるおにぎり、菓子パン、サンドイッチといった糖質に偏った食事をする人が増えていることなどが挙げられます。また、ハードなスポーツや長時間の運動をすると、不足するエネルギーを補うために筋肉のたんぱく質が分解され、アミノ酸が消費されます。美容や健康意識の高まりで運動をする人が多くなっていることに対して、たんぱく質の摂取量が増えていないことも一因でしょう。ストレスも関係します。ストレス状態にあるときも、体はストレスに対応するためにエネルギー量が増え、たんぱく質の分解が進んでしまうのです」
そもそも体質的にたんぱく質の消化酵素が少ないため、必要な量のたんぱく質を吸収できない人も一定数いるそうです。
たんぱく質が不可欠なのは、体をつくるもとだから
たんぱく質は、脂質・糖質ともに三大栄養素と言われ、私たちが生きていく上で不可欠な栄養素です。体内でどのような働きをしているのか、おさらいしてみましょう。
「たんぱく質は、内臓・筋肉・骨・血管・肌・髪・爪など体をつくるもとになります。それだけではなく、体内のホルモンや酵素、免疫物質など体内を調節する成分でもあるのです。
人間の体の20%はたんぱく質でできて

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