あなたのダイエットをサボらせる“犯人”は身近に? 海外研究で解明された真相とは

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カギになるのは関係性?
ダイエットを続けるのは大変と、家族やパートナー、友人などの協力を求める人もいるかもしれません。たとえば、食べ過ぎていたら注意してなどと伝えるのです。ところが、そのような関係がむしろダイエットの成功を遠ざける可能性があるといいます。
今回、英国サリー大学の研究グループは、さまざまな健康問題における周囲のサポートについて過去の多くの研究を検討。そのうえで特に減量とその維持に絞って、家族やパートナー、友人、あるいは医療関係者や社会的ネットワークによるサポートがどのような効果を上げているかを分析しました。
その結果、周囲のサポートは基本的に利益があり、サポートが多いほうが減量効果も上がって長続きするという証拠が数多く得られた一方、すべてのサポートがよい効果を与えるとは限らないことも明らかになりました。
減量によって自信がついたり、社会的な力関係が変わったりと、成功が何らかの変化につながる場合がよくあります。ところが、そのような変化を歓迎しない人も多いといいます。結果として、物事をそのままにしておくために、意識的にあるいは無意識のうちに、減量の成功を妨げようとする可能性があると研究グループは説明しています。
「食べさせ行為」など、3つの行動に注意
そういったネガティブなサポートの形として、過去の研究から特に「妨害行為」「食べさせ行為」「同調行為」の3つが浮かび上がりました。「妨害行為」というのは、ヘルシーな食事に変えようとする気持ちを挫いたり、支援グループへの参加を邪魔したりすることで、自信や自尊心を弱めてマイナスの影響を与えます。
「食べさせ行為」は妨害行為のひとつとも考えられますが、たいていは愛情や豊かさに基づく行為として、食事制限をしている人や空腹でもない人に意図的に食べ物を提供すること。もちろん、減量やその維持には逆効果です。
また、本人の行動に賛

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