知らなきゃ損!心臓と血管によい6つの食品群が海外研究で明らかに

ダイエット情報
世界80か国のデータを分析
心臓および血管の病気は日本を含め世界的に多く、全死亡者数の3割以上を占め、その85%は心筋梗塞などの心臓発作と脳卒中となっています。これらの病気は生活習慣病に含まれ、食事や運動などライフスタイルの改善による予防が推奨されています。たとえば、WHO(世界保健機関)や多くの国で健康的な食事が提唱されています。しかし、こうした推奨は、主に先進国での研究結果に基づき、偏りの心配もあるようです。
そこで今回、カナダ・マックマスター大学をはじめとする20か国以上の国際的な研究グループが、世界規模のさまざまな研究6件(合計80か国24万5000人)のデータに基づいた研究を実施しました。
まず、15万人近い参加者を対象とした最も大規模な追跡研究から得られたデータ(ライフスタイルや身体測定、医療記録、食べ物の摂取状況など)を分析。ここから、死亡率の低下に関連しているヘルシーな6つの食品群(果物、野菜、ナッツ、豆類、魚、全脂肪主体の乳製品)を抽出しました。
そのうえで、これらの6つの食品群の摂取量に応じた合計スコア(0から6点)から、食事のヘルシー度を評価する方法を開発しました。各食品について研究対象集団の平均摂取量(中央値)より少なければ0点、多ければ1点と評価します。この方法を6つの研究すべてに適用して、ヘルシー度スコアと主な心臓および血管の病気との関連性について検証しました。
保護効果のある6食品群を積極的に
こうして研究により確認されたのが、食事のヘルシー度スコアが5以上だと、1以下に比べて死亡、心臓および血管の病気全般、心筋梗塞、脳卒中のリスクがすべて下がる(18〜43%)ことです。
また、国民総所得が高い地域よりも低い地域で、高いスコアが死亡または心臓および血管の病気全般につながるという関連性が確認されました。
さらに、果物、野菜、ナッツ、豆類を多く

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