ストレスからくる不眠の解消法を4つ紹介。専門医が教える睡眠で心をリカバリーする方法

ダイエット情報
睡眠不足になると顕著に表れる心(メンタル)の変化のメカニズムとは?
早速ですが、睡眠で心(メンタル)が休息したり、回復できるメカニズムを教えてください。
「心(メンタル)の問題は、睡眠不足になったときに顕著に現れます。睡眠不足になると、感情をコントロールする脳の側頭葉の内側にある扁桃体の血流が上がり、興奮しすぎたりして感情がセーブできなくなります。とくに扁桃体は不安や恐怖、緊張、怒りなどのネガティブな感情に関わっているため、うつっぽくなったり、キレやすくなったりしてしまいます。というのも、物を考えたり、判断や情動のコントロールなど、人間らしさの源泉ともいえる前頭葉は、睡眠不足だと血流が悪くなり、扁桃体の原始的な気持ちがコントロールされずに表に出やすくなってしまうからです」(坪田先生/以下同)。
睡眠で心身を安定させるには、2つのホルモンが大切といいます。
「脳から分泌される『睡眠ホルモン』と呼ばれるメラトニンは、体内時計に働きかけて、覚醒と睡眠を切り替え、自然な眠りへと誘う作用があります。このメラトニンの原料となるのが『幸せホルモン』と呼ばれるセロトニンで、これには精神が安定する・安心を感じる・自律神経を整えるなどの効果があります。このセロトニンは、日中に太陽光を浴びたり、簡単なリズム運動をしたり、人とのスキンシップで分泌される『愛情ホルモン』のオキシトシンが増えると分泌されます。ですので、日中に運動や日光浴などしてセロトニンを作っておき、睡眠でメラトニンを増やしてよく眠ると、心身が安定するという好循環が生まれるのです」
国民病といわれる不眠症はうつ病予備軍⁉
ストレスや不安・悩みなどから、“眠ろうとしても眠れない……”ということは、誰にでもあるはず。「しかし、それが長期間続くと、倦怠感、意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲不振など、さまざまな

リンク元

タイトルとURLをコピーしました