妊娠中に不安はつきものだけど…。海外研究からはメンタルと早産との関連が明らかに

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妊娠中の心の状態はどう影響する?
妊娠中のお母さんの健康は、赤ちゃんの成長にとって大切なのは想像できます。体の健康もそうですが、心の健康も気になるところです。これまでの研究によると、妊婦さんの4人に1人は強い不安を感じていることがわかっています。そうした不安の症状は赤ちゃんが満期を待たずに生まれてくる早産の可能性を高めると報告されることもあります。
今回、米国の研究グループは、妊娠の初期と後期のそれぞれの時点での不安と、早産との間にどのような関係があるのかを分析しました。対象としたのは196人の妊婦さん。妊娠第1期と第3期の女性に4種類の不安の尺度を使って不安症状について調べました。
4種類の不安の尺度とは、ひとつは一般的な不安について調べるもの。ほかの3つは妊娠特有の不安を調べるものです。それは妊娠している自分自身の健康、赤ちゃんの健康、産科婦人科の受診のこと、出産のへの準備、産後の育児など妊娠自体に関連した不安です。
妊娠第1期と第3期で違い
こうして確認されたのは、妊娠中の不安が早産と関連し、妊娠の時期によって関連する不安のタイプに違いがあるということです。具体的に、妊娠第3期には妊娠関連の不安が早産と関連していたのですが、妊娠第1期にはむしろ一般的な不安がある場合に早産と関連することがわかりました。研究グループによると、妊娠初期に不安を感じていると、妊娠後期に妊娠自体に関連した不安も強くなる可能性があると説明します。
こうした点から妊娠初期に不安を強く感じる人は、その後に妊娠関連の不安が強くなっていかないかに気をつけるとよさそうです。妊娠の初期の不安が気がかりという場合にはためらわずに医療機関などでの相談も考えるとよいかもしれません。
<参考文献>
Anxiety during pregnancy can lead to earlier births, stud

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