筋トレでうつ病や不安障害を改善! 海外研究でわかった心を健康に保つ効果

ダイエット情報
筋トレのメンタルへの効果にも脚光
メンタルヘルスの問題のなかでも、うつ病や不安障害は特に一般的な病気として知られていますが、効果的な治療が限られ、心の健康をとり戻すのは容易ではないとされます。
こうしたメンタルヘルスの課題に対して、フィットネス、エクササイズの効果が重要視されるようになり、実際に研究も進められています。ただし、これまでに行われた研究では主に心肺機能を高める有酸素運動の効果を調べたものが多く、筋力を向上させる筋トレのような無酸素運動のメンタルヘルスへの影響は十分に解明されていないようです。
こうしたなか、今回、アイルランドと米国の研究グループは、過去の研究をあらためて分析することで、レジスタンストレーニング、いわゆる「筋トレ」のメンタルヘルスへの効果について詳しく調べることにしました。グループが所属する大学の研究や米国国立衛生研究所(NIH)が進めている研究などから有望な文献を選び、筋トレによるメンタルヘルス改善の可能性を確かめています。
これらの分析から明らかになったのは、筋トレが不安障害やうつ病の改善につながる可能性があることです。
具体的には、神経を保護するとされているホルモン「インスリン様成長因子1(IGF-1)」の増加、脳血管の変化、筋トレ特有の呼吸法が神経に及ぼす影響がメンタルヘルスにポジティブに作用する可能性が確認されました。
さらに、筋トレが気分に影響を与えるメカニズムには、有酸素運動と共通した部分と筋トレ独自の要素があることが明らかになりました。そのため、有酸素運動だけではなく、筋トレを単独で行ったり、組み合わせて行ったりすることで、メンタルヘルスの改善が見込めるといいます。
今後は、どのような筋トレがどのような状態の不安症やうつ病に効きやすいのか、筋トレが有効な人の特徴な何かなどについても、明らかになるのではと見られます。気分を上げたい

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました