週末だけの運動でも健康に効果はあるの!? 海外研究が導き出した結論は…?

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運動は平日? 土日?
運動する頻度はどれくらいがいいのか、というテーマは気になるトピックのひとつになっています。英国や米国の人を対象とした追跡研究では、運動しない人に比べて週に1~2日でも運動する人は、定期的に運動する人と同じくらい死亡率が下がるという結果が出て注目を集めました。土日だけ運動する人の意味で「ウィークエンド・ウォーリア(週末戦士)」という言葉もあるようです。
今回、コロンビアやチリ、英国などの国際的な研究グループは、初めてラテンアメリカの人を対象に、あらためて運動の頻度と死亡率との関連性を調べてみました。分析したのはメキシコ市民を対象とする大規模な追跡研究のデータです。
この追跡研究では身長・体重や病歴などのほか、飲酒や食事内容を含むライフスタイルについても15万人以上からアンケート回答を集めています。身体活動については、レクリエーションとしての活動を「なし」から「週3回以上」までの4段階に分けて調べています。そのうえで、運動の頻度とすべての死因による死亡のリスク、心臓病や血管病による死亡のリスク、がんによる死亡のリスクとの関連を計算。およそ18年の追跡中に発生した死亡は2万6000件、参加者のうち1万人については20年追跡した結果を再度分析しています。
心臓や血管の病気、がんによる死亡が減少
これらの分析で確認されたのが、週に1回以上運動する人はまったく運動しない人に比べて、すべての死因による死亡リスクが低くなることです。
具体的に見ると、死亡リスクは、運動が週に1〜2回でも3回以上でも、同様に12%下がりました。死因別では、心臓病や血管病で死亡するリスクとがんで死亡するリスクは同様の結果でしたが、関連性は少し弱くなりました。すべての死因による死亡リスクが大幅に下がるのは、1回の運動量が30〜60分の場合だけでした。
20年の追跡期間で再分析した結果も、

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