双子の研究から明らかに! ヴィーガン食が心臓や血管の病気のリスクを下げる3つの理由とは?

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どちらも十分にヘルシーな食事で比較
動物性食品をとらないヴィーガン食は、ほかの食事のパターンと比べて野菜や果物、豆類、全粒穀物、ナッツや種子類といった植物性食品の摂取量が多くなるために健康によいとされます。ヴィーガン食で摂取されるこれらの食品は、カロリーが低めでありながら、食物繊維、ビタミンやミネラル、ファイトケミカル(植物性栄養素)を豊富に含んでいるのです。
ただし、ヴィーガン食には注意点もあるといわれます。というのも、ビタミンB12や鉄、カルシウムなど特定の栄養素が不足する可能性があるからです。また、計画的に行わない場合、精製した炭水化物や糖など、むしろ栄養価の低い植物性食品を摂取しやすくなるという問題もあります。
今回、米国スタンフォード大学を含む研究グループは、心臓や血管の病気のない健康な一卵性双生児22組(18歳以上の44人)を対象にヴィーガン食の影響を確かめる研究を進めています。
この研究のポイントは、一卵性双生児を対象としていることです。一卵性双生児は、遺伝的な背景が同じであり、成長環境やライフスタイルも似ているため、食生活が健康に与える影響をより正確に評価することができます。
なお、この研究では、双子のひとりにはヴィーガン食、もうひとりにはふつうの食事をとってもらい、2パターンの食事の影響を比べますが、どちらの食事も健康的な内容になるように工夫されています。両方の食事についても、野菜や果物、豆類、全粒穀物、ナッツや種子類を豊富に含み、砂糖類と精製したでん粉質を減らすようにしています。
参加者は8週間にわたって栄養士からのガイダンスや助言を受けながらこれらの食事を続けました。研究グループは食事が健康にどのような影響を与えるかを検証。参加者には食べたものを記録してもらい、血液中のLDLコレステロール値と心臓や血管の健康マーカー(血中脂質や血糖値)、ビタミンB1

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