子どもの頭が良くなる生活習慣のポイントはこれ! 海外研究が注目する3つの要素とは?

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2年後の変化と関連性を比較
過去の研究では、全体的に質のよい食事、魚、野菜や果物、食物繊維が豊富な穀類などの摂取、そして身体活動は子どもの認知能力や学業成績の向上に有効という結果が出ています。
一方で、現代の子どもはそのように理想的な生活習慣を送っているとも限りません。というのも、現代の子どもは一般的に飽和脂肪酸や砂糖の摂取量が多く、野菜の摂取量が少ない状況。また、身体活動が推奨レベルに達していないうえに、座りっぱなしの時間が長いという分析結果もあるのです。
そこで、今回、フィンランドをはじめとする国際研究グループは、食事の改善と運動を推奨するプログラムの効果を調べてみました。そのプログラムは、子どもと親が食事と運動に関する個別カウンセリングを2年の間に数回受けるほか、さまざまな運動や課外運動クラブなどに優先的に参加できるようにするというものです。
研究グループは、およそ500人の子ども(6〜9歳)を対象にプログラムを受けるグループと受けないグループに分け、研究開始時と2年後にアンケートや推論能力の検査を行って、食事や運動と認知能力の発達との関連性を比較しました。
データとしては、研究開始時と2年後に数日間、就寝時も含めて子どもに活動量計(アクティブトラッカー)をつけてもらい、軽度〜強度の身体活動量を記録。アンケートで身体活動、座位での行動の内容や時間を調べました。
活動の内容については、スポーツへの取り組み、余暇の身体活動、徒歩や自転車での通学、テレビやビデオを観る、ビデオゲームをする、音楽を聴く、絵を描くなど詳しく分けて調べています。食事も同様に数日間の記録から、食事の質を評価するツールを使ってスコアをつけ、食事の質と運動量の変化を見ました。
子どもの頭をよくするポイント
こうして研究で確認されたのが、プログラムに参加したかしないかによらず、健康的な食事、読書、スポ

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