今年1年の防災対策点検、備蓄は何日分あればいい? プロが教える初心者向け「備えの知恵」(上)

ダイエット情報
生命にかかわる3つの備蓄
今回、講師を務めたのは、整理収納サービス「つづく暮らし」を主宰する防災共育管理士®1級講師のtaka先生。3人のお子さんがいる5人家族で、ご自身の防災対策の例などを交えながら、備蓄の基本やアイデアを解説してくださいました。
「災害の備えにはソフト面(情報・訓練などでの対策)とハード面(防波堤など物理的な災害対策)の両面からの対策が基本です。そしてこれらに加えて、家庭で取り組む備蓄も大切です。災害発生後、3日間は人命救助が最優先されるため、食糧や生活物資の配給はおおよそ3日後からとされています。そのため最低3日分、できれば1週間分の備蓄があると安心です」とtaka先生。
必要な備えは、地域の環境や家族構成によって変わりますが、まずマストなのが生命にかかわる水・食料・簡易トイレの3つ。最低3日分、できれば1週間分を目安に備えて置くのがオススメです。
では、さっそく備えのポイントを見ていきましょう!
【水】目安は大人で1日3L! 野菜・果汁ジュースを含めてOK
(※飲む・料理で3L。洗面・生活用水は別に必要)
・3日分の場合 :1人あたり3L×3日=9L
・1週間分の場合: 1人あたり3L×7日=21L
(例)taka先生の家の場合 (5人家族) 目安は1週間分で21L×5人=105L
「わが家の水の備蓄の内訳は、長期保存水(12L×4本+2L×6本+480ml×30本=74.4L)、ペットボトルの水(500ml ×80本=40L)、野菜・果汁ジュース全部で17L、合計131.4Lとなっています。水の備蓄にはお茶類や野菜・果汁ジュースを含めてOK。緑茶のカテキンには口の中の細菌を防ぐ効果があるといわれていますし、野菜・果汁ジュースは災害時に不足しがちなビタミンなどの栄養を補給できます。ちなみに、わが家の場合、お茶はパウダータイプを備えています。水が飲

リンク元

タイトルとURLをコピーしました