しょうがや、葛根湯で症状が悪化することも⁉ 大人気漢方家・櫻井大典さんが教える、正しい風邪の対処法とは

ダイエット情報
風邪は症状によって対処法が違う! しょうがで、温めると悪化することも?
ひとくちに風邪といっても、のどが痛い、寒気がする、熱がある…など症状はさまざまです。症状が違えば対処法も異なり、その点を考慮しないと悪化させてしまいかねないそうです。
「例えば、『のどが痛い』という場合は、炎症が起きていることが考えられます。炎症とは、“炎”という漢字からも想像できるように、熱をもった状態です。風邪のときは、『体を温めたほうがいい』と思っている人も多いのですが、熱をもっているのに、さらに温めるというのは、火に油を注いでいるようなもの。症状を悪化させてしまいかねません。
また、風邪のときは、『しょうがやねぎを食べるといい』というイメージをもつ人もいますよね。これらは体を温める食材ですから、のどが痛いときは避けたほうがいい食材なんです」(櫻井さん)
これまで、よかれと思って温める対策をしていた人もいるのではないでしょうか。前述のように、「温めること」が、風邪をひどくしかねないケースもあるのです。
とはいえ、「風邪=温め」がNGかというと、必ずしもそうではありません。風邪のひきはじに「悪寒がする」という場合は、温めることが有効だそう。
「風邪の初期に『寒くてゾクゾクする』。そんな経験がある人も多いでしょう。こういった症状は、主に冷えが招いています。寒い場所に長時間いたり、薄着をしていたことで、冷えが体に入り込んだことが原因です。だから、こういったケースは、『温めて発汗すること』が効果的です。しょうが、ねぎはもちろん、ニラやシナモンなども体を温めてくれる食材ですから、それらをとるのもおすすめです。ほかにも、お風呂で体を温めることや、太い血管が走る首すじを温タオルなどで温めるのもいいでしょう」(櫻井さん)
風邪=葛根湯ではない! 漢方薬もタイプに合わせた細かい使いわけが必須
また、風邪というと

リンク元

タイトルとURLをコピーしました