できることからコツコツと! 食事で更年期の不調を整える「ゆる薬膳」のススメ

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「これって更年期…?」不調を乗り切る方法は?
「中医学では、人間の生命活動の中心は『五臓』であると考えます」と池田さん。
五臓とは肝(かん)、心(しん)、脾(ひ)、肺(はい)、腎(じん)の5つで、西洋医学でいう臓器と名前は近いですが、中医学ではその働きを含めてもっと広い意味でとらえています。
「五臓の中でとくに加齢と関係が深いのが腎。腎が元気であることは若々しさのカギです。
西洋医学では更年期は女性ホルモンの低下ですが、中医学では腎のパワーが落ちていることの現れとされ、弱った腎をいたわり活力を高めるには、腎によい食材をとり入れた食事をとることが効果的。日々の食事を腎のパワーアップを意識したものに変えるだけで、手軽に更年期ケアができますよ」
そしてもうひとつ気をつけたいのが、若さを維持する「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の考え方。
「若々しい体を維持するには、この3つのバランスがとれていることが大切。どれかが不足したり流れが滞ってしまうと、体調を崩したり老けこんでしまいます。
このバランスを保つのもまた、私たちが日々食べるものがベース。
腎の活力を上げ、気・血・水のバランスを整える食事で、不調に負けない元気な体をキープできますよ」
「五臓」の働きが弱ると不調の原因に
五臓のそれぞれの働きは、その名前の臓器+関連する機能を含みます。
血液を貯蔵したり血流を調節し、自律神経をつかさどる「肝」。
血流を循環させて意思や感情にも影響を及ぼす「心」。
食べものの消化吸収をつかさどり、栄養を全身に送る「脾」。
呼吸器や皮ふ、免疫機能とも関連が深い「肺」。
生殖機能や発育・エイジングのカギを握る「腎」。
前述のとおり、この中で更年期対策の要となるのが「腎」です。
「腎が弱るとまず足腰にきます。腰痛や足腰のだるさといった症状として現れます。そこから関連して尿トラブルも発生。頻尿や

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