膵臓がんにつながる5つの知っておきたい食習慣! 海外研究で新たな発見も

ダイエット情報
最新の研究を含めて検討
膵臓がんの予防をめぐる研究が増えており、私たちが調整できる食事に注目が集まっています。
がんの予防と管理を目的とする研究機関、「世界がん研究基金(WCRF)」と、その関連組織である「米国がん研究協会(AICR)」は、食事、栄養、運動とがんとの関連性について検討した結果を、科学的証拠に基づいた専門家報告書の最新版として2018年に発表しました。
この報告書では、膵臓がんになるリスクを押し上げる要因として、「赤身肉と加工肉」「アルコールの飲み過ぎ」「果糖や飽和脂肪酸の多い食べ物や飲み物」を挙げていました。この報告書での分析対象には、2011年までに行われた研究が含まれていましたが、その後、食事パターンも含め、食習慣と膵臓がんの関連を調べた研究がさらに発表され続けています。そこで今回、中国の研究グループは、最新の研究も含めて新たに評価しました。
地中海食の意外な結びつき
こうして深く研究を掘り下げた結果、研究グループは何を発見したのかというと、膵臓がんと関連する<5つの知っておきたい食習慣>です。
59種類の食習慣をチェックした結果、わかったのは、ナッツを定期的に食べ、果糖、赤身肉、お酒を控えることが膵臓がんのリスクを下げるということでした。さらに、地中海食も膵臓がんのリスクを下げることが新たに確認されました。
一方で、食習慣と膵臓がんの関連を示した研究の質はまだ十分とはいえないことも研究グループは指摘しています。全体的に今回の結果は世界がん研究基金(WCRF)や米国がん研究協会(AICR)の出した報告書と一致していました。分析では、果糖の関連性を示す証拠が強かったものの、一方で関係性の証拠が弱かったり統計的に不確かだったりする研究も多く存在しました。研究の余地はまだ大きいようです。
それでも、膵臓がんの予防につながる重要な一歩。日ごろの食事にどういう

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