管理栄養士が解説! 睡眠の質向上に役立つ食品とは? 注目は「短鎖脂肪酸」

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ホットミルクは、寝る前よりも朝に飲むほうが効果的!
リカバリータイムと聞いていちばんに思い浮かぶのが睡眠ではないでしょうか。「眠れないときにはホットミルク」というイメージがあり、牛乳は安眠に導いてくれる食品といえそうです。浅野さんによると、乳製品に含まれているトリプトファンという成分が重要な働きをするのだそう。
「乳たんぱく質に豊富に含まれている必須アミノ酸のトリプトファンからセロトニンが作られ、夜になると睡眠ホルモンといわれるメラトニンが生成されるため、眠りにつきやすくなるんです。トリプトファンは、乳製品だけでなく大豆製品などにも含まれています。
ただ、『寝る前にホットミルクを飲むといい』と思っている人が多いと思うのですが、じつは、トリプトファンは午前中にとるのがおすすめなんです。トリプトファンからセロトニンを作るためには、「光」そして「ビタミンB6」「鉄」が必要です。さらにセロトニンがメラトニンに変化するには、暗条件(光の当たらない、暗い場所)が必要です。消化されてメラトニンが作られるまでの過程を考えて、朝に摂取して夜の睡眠に向けて準備しておきましょうという考え方です」(浅野さん:以下同)
「睡眠の質向上」に効果があると「Yakult(ヤクルト)1000」が大人気になったことも記憶に新しいところ。急激に注目を集めるようになったのには理由があるのだとか。
「菌の研究が進むなかで、菌の種類によって『血糖値を下げる』『血圧を下げる』といった効果があることがわかってきたためです。Yakult1000などは、乳酸菌の中の、睡眠の質改善に効果のある種類が使われています。いろいろな商品がありますけれど、『睡眠に効果』などと表示されているので、自分に合ったものを選ぶといいと思います」
腸内環境の改善に大活躍する短鎖脂肪酸に注目!
最近は、腸内環境の改善が睡眠の改善につながるというこ

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