食べ過ぎは心身を疲れさせる!? うつを脱した精神科医が実践する、心と体に毒をためない食習慣とは?

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メンタルの不調には体に負担をかけない食事を
私たちの体は食べものから栄養をとることで活動エネルギーに換えています。しかし、栄養を体に行きわたらせるには消化吸収が必要で、心身が疲弊しているときはそれが消化器の大きな負担になってしまうのです。
「胃腸や肝臓に頑張って働いてもらうために大量の血液を送り、体内酵素も使われます。消化器官からすれば食べることは一大イベント。いつも満腹に食べてしまうと、それだけ胃腸や肝臓に負担をかけることになり、食べる前よりももっと疲れてしまうのです」(宮島先生)
酵素は生命活動の全般にかかわる体の働き手。日ごろから小食を心がけている人に健康な人が多いのはこのためです。
「体内酵素の生産量には限界がありますが、食事で補うことができます。それが生野菜や果物で、僕もうつからの回復期には食事の中心に据えて食べていました。消化に使われずに温存された酵素は、傷んだ器官や皮膚、神経、内臓などの修復に向かいます。食べ過ぎを避け、酵素を温存することで健康を維持する力そのものが高まるわけです。それは心のケアにおいても一緒です」
心と体に毒をためない『宮島式食事法』
宮島先生がうつから回復したときに食べていた食事法をご紹介しましょう。
●朝は果物を3〜4種類
午前中は排泄の時間。前日食べたものを朝すっきりと排泄することが1日をリズムよく過ごすカギとなります。
「人間の生理サイクルを考えたとき、午前中にしっかり便を出すことはとても重要なことです。そのため朝は排便運動を妨げない食品をとることがポイントになります。その点、果物は酵素が豊富で消化に負担をかけないため理想的な食べものといえます」
●昼夜は野菜、果物に玄米ごはん
昼食では野菜、果物、玄米が中心になります。
「職場では保存容器に入れて持参した玄米ごはんと果物、野菜を食べました。野菜と果物は近くのコンビニエンスストアで

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