体の冷えは不眠の要因に! 大人が不眠になりやすいのは、なんで?【冷え知らず先生の温活講座3】

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なんで睡眠が“温活”につながるの?
私たちは、寝る前に体の表面(とくに手足)から放熱することによってスムーズに睡眠へと移行します。これは体温調整機能のひとつで、手足の末端に血流を多く流すことで体内の熱を放熱し、深部体温を下げて体のスイッチをオフにしようとしているのです。
赤ちゃんが眠たくなると手足がポカポカと温かくなるのは、このためです。
大人も同じように、手足末端から放熱することによって睡眠へと入っていくのですが、体に冷えがあると、血流が悪くなるため、うまくいかず睡眠に移行しにくくなるのです。
そういった理由で、体の冷えは不眠の要因のひとつ。とはいえ、反対に更年期の症状により体や顔がほてって眠れないというケースもあります。体温は高すぎても低すぎても快眠の妨げになりますが、睡眠の質を上げるには“温活”が大切です。
正しく温活を行うためにも、睡眠について学んでいきましょう!
睡眠のメカニズムを知ろう!
睡眠は、浅い眠りの「レム睡眠」と、深い眠りの「ノンレム睡眠」に分けられます。睡眠時間帯におけるレム睡眠の割合は20~25%で、それ以外はノンレム睡眠です。
「レム睡眠」は、体が休息状態ですが、脳は活動し覚醒している状態です。この状態の時に夢を見ます。
「ノンレム睡眠」は、体が起きていて脳が眠っている状態です。このノンレム睡眠には4段階あります。
・段階1:眠りが浅く、ウトウトした状態
・段階2:すやすや眠っている状態
・段階3~4:深く眠り簡単には起きない状態
図1のように、入眠後約20分で最初の深い眠りの段階3に到達し、入眠後約1時間で段階4に入ります。その後、段階が4→3→2と移行し、入眠から最初の約90分後に最初のレム睡眠に入ります。ノンレム睡眠は段階1から次のレム睡眠が始まるまでの周期は約90分で、通常ひと晩に4~5回の周期があります。
また、年齢とともに体内時計が

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