妊娠率をアップさせる方法、排卵日予測の効果とは? 海外研究で明らかになったのは…

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予測方法3種類の効果とリスクを分析
今回の報告によると、これまでの研究から排卵日の前およそ5日間とその後の1日という比較的短い期間が妊娠可能期間となり、なかでも排卵日の前2日間が最も妊娠の可能性が高いと考えられているそうです。
排卵日を知るには、生理周期や体温などを記録する方法、排卵検査薬(スティック状のキットを使って尿中のホルモンを調べる方法)、超音波検査で卵子の様子から排卵を予測する方法があります。最近では便利なアプリもいろいろ出回っていて簡単になっています。一方で、排卵日を知るための方法の正確さや効果には不明点もあるうえ、ストレスや不安などの精神的な副作用を伴う可能性も考えられています。
そこで今回、オックスフォード大学など英国の研究グループは排卵日の予測方法の効果とリスクについて調べた過去の研究を集め、まとめて分析してみました。予測方法を使わない場合やほかの方法と比較している研究のうち、精度が高いものに絞ったところ、7つの研究からのデータ(合計参加者数およそ2500人の女性/またはカップル)が集まりました。
妊娠の確率が高まる結果
こうして研究で確認されたのが、40歳以下で妊活12か月未満の女性では、排卵検査薬を使って排卵日を予測するタイミング法により、排卵日を予測しない場合に比べて妊娠や赤ちゃんが生まれる確率が高くなることです。排卵日を予測しない場合の妊娠の確率が18%であれば20〜28%に、赤ちゃんが生まれる確率が16%であれば16〜28%にアップする結果でした。
今回の分析においては、ストレスなどの副作用やQOL(生活の質)、妊娠までの期間(妊娠するまでにどれくらい続けなければならないか)などについては、データが少なかったため、判断できませんでした。同様に、生理周期や基礎体温の記録による方法についても、データが不十分なために明確な結果が出せず、超音波検査に

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