お酒を飲むなら食事と一緒がオススメ!? 海外研究で判明した糖尿病リスクを減らす意外な効果

ダイエット情報
31万人以上のデータを分析
最近では、お酒は少量でも好ましくない影響があるといわれることもあります。一方で、血糖値を安定させるようなメリットが研究から明らかになることもあり、なかなか結論が出ていません。
今回、米国の研究グループは、お酒と糖尿病のリスクに着目し、お酒を食事と一緒にとる場合と食事のとき以外に飲む場合とで、糖尿病になるリスクが変わるかどうか調べてみました。
研究グループが分析したのは、世界的に有名な研究である「UKバイオバンク」のデータ。それは英国の約50万人の健康や遺伝子に関する情報が集められたものです。このうち、データ収集時点でお酒を飲んでいて、糖尿病や心臓および血管の病気をもっていない31万人あまりを対象に自己申告の飲酒習慣に基づいて、標準的な1杯の量からワインやビール、スピリットなどお酒の種類別に1週間のアルコール摂取量を算出。食事と一緒に飲むのかどうかという要素を加えて、およそ11年の追跡期間中に発生した糖尿病8500件あまりとの関連性を分析しました。
食事と一緒にワインでリスクが下がる
こうして研究で確認されたのが、食事と一緒にお酒を飲むことで糖尿病のリスクが下がる可能性があるとういこと。
具体的には、食事以外で飲むよりも、食事と一緒に飲むと糖尿病のリスクは12%低下。中程度(週に100〜200 gのアルコール)の飲酒をしているときに糖尿病のリスクは下がるのですが、この効果が現れるのは食事と一緒に飲む場合に限られました。食事と一緒ではない場合にはリスクが下がりませんでした。お酒の種類別に見ると、食事と一緒にワインを飲んだ場合にリスクが最も下がりましたが、ビールやリキュールは量が多いほどリスクが高くなりました。
ワインを食事と一緒に飲むと、ほかのお酒に比べて好ましい結果が認められたわけですが、ワインに含まれる抗酸化物質などの成分の影響である可能性も

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