スウェディッシュマッサージで出産の痛みが緩和!? 海外研究で分娩時間の短縮も確認

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出産の痛みを和らげるには?
出産の痛みは、分娩の時間を長引かせる要因のひとつとされます。分娩にかかる時間は母子に大きな影響を与えます。それは赤ちゃんの健康のリスクになることに加えて、母親にとっても産後の出血や感染症、不安や不眠、疲労などにつながります。それだけに分娩に伴う痛みを和らげることは意味があります。
今回、イランの研究グループが、分娩の痛みを軽くするためにスウェディッシュマッサージの効果を検証し、その結果を報告しています。スウェディッシュマッサージはもともと医療分野で発達した歴史があり、リハビリ効果を引き出すための理論が確立されているのが特徴です。基本となる5つの動作、体をゆっくりとさする「エフルラージュ」、体の表面にねじりを加える「ペトリサージュ」、体の表面をリズミカルにたたく「タポットメント」のほか、「摩擦」「振動」を通して血流の改善をうながし、調子を崩した体の回復を助けます。受けたときの心地よさから世界一気持ちよいといわれることも。
研究グループは、スウェディッシュマッサージにカモミールのアロマオイルを組み合わせる効果も含めて調べました。ラベンダーやカモミールの精油には、炎症を抑えたり、痛みを軽くしたりする効果があると報告されています。
研究グループが研究の対象としたのは18~35歳の初産に臨む女性です。これらの女性を3つのグループに分けました。3つのグループとは、カモミールオイルを用いたスウェディッシュマッサージを受けるグループ、カモミールオイルなしでスウェディッシュマッサージを受けるグループ、マッサージを受けないグループです。
スウェディッシュマッサージを行うグループでは、マッサージは陣痛の活動期から開始されました。女性は椅子やボールにもたれかかる姿勢で、腕や脚や、背中のマッサージを受けました。そのうえで、出産後に、出産の経過に対する満足度を、ビジュアル

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