動物性vs植物性どちらがベター? たんぱく質をとるときに重視したい個人差とバランス

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たんぱく質は動物性でも植物性でもOK。意外な落とし穴も
たんぱく質には、動物性と植物性があります。効率的に栄養価を摂取するには、どちらを積極的にとったほうがいいのでしょうか。
「結論から言うと、消化酵素の働き、胃腸の強さ、腸の長さといった消化吸収の能力が関わるため、どちらを食べたほうがいいかは個人差があります」と黒田先生。
「もともと日本人は消化酵素の分泌が少なく、肉類の消化には時間がかかり、体に負担になることがあります。焼き肉やステーキを食べたあとに、下痢をしたり、ガスがたまったりするなど胃腸にトラブルが起こるようなら、植物性たんぱく質のほうが体に合っているのかもしれません」
植物性たんぱく質だけでは力が出ないような気がするかもしれませんが、「動物性食品を一切口にしないビーガン食のアスリートも多く、植物性たんぱく質の中心の食生活でもパワー不足なることはない」とか。「人間の体のおもしろいところで、その食事に合わせた体へと進化していく」のだそうです。
逆に、植物性たんぱく質が中心の食生活ではなんとなく元気が出ないと感じるようなら、「動物性たんぱく質もとったほうがいいかもしれません」と黒田先生は話します。
動物性にしても植物性にしても、万が一体に合わない食材だと消化吸収も悪く、せっかくの栄養素も十分に取り入れることができません。自分の体質に合ったたんぱく質をとりたいですね。
ちなみに、ステーキや焼き肉を食べたあとに下痢をする人は、消化酵素の働きが弱いだけではなく、腸内環境が悪くなっていることも考えられそうです。多くの人が何のトラブルも感じずに食べられている食材に対して何らかの不調を感じた場合は、自分の体に食材が合っているか、腸内環境が悪化していないかを考えながら食生活を見直すことも大切といえます。
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