睡眠専門医が答えます! 学力や成績に睡眠が関係する!? 即効性のある睡眠法とは? etc…[前編]

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睡眠にまつわる素朴な疑問を解消して、良質な睡眠を手に入れよう!
毎日の酷暑で、疲れがたまっている、なかなか疲れがとれないという人も多いのでは? そこで、今日からすぐにできる睡眠でリカバリーする方法などを教えていただきました。
Q.睡眠不足だと仕事や勉強で結果が出せないって本当?
A.「本当です。たとえば子どものテストの成績を見ると、ちゃんと寝ている子どもは成績がよく、反対に眠れていない子どもは成績が低めです。これは、記憶力だけではなく、運動能力にも影響があり、しっかり寝ている子どもの運動能力は高いです。睡眠不足はもちろん、睡眠の質が悪い人は、頭の回転が落ちてしまい、日中ぼーっとしてしまったり、眠気と戦うことになるので、どうしても生産力が落ちてしまいます。そんなことでは、結果が出せないのは当然です。自分の睡眠を見直しましょう」(坪田先生:以下同)
Q.トップアスリートも睡眠を大切にしてリカバリーに努めていると聞きます。体力の回復と睡眠の関係は深い?
A.「スポーツ界でよいパフォーマンスをするために大切とされている『心・技・体』。これは、心(メンタル)、技(テクニック)、体(フィジカル)の3つのバランスが整ったとき、最大限パフォーマンスが発揮できるという言葉です。それには休養も大事な要因で、休養の中には睡眠も入っているのですが、近年まであまり注目されていませんでした。しかし、最近はその研究も盛んに行われるようになっています。
たとえばトップアスリートと、運動部の大学生の睡眠時間を調べると、トップアスリートの方が、1時間ほど睡眠時間が長いという結果でした。また、アメリカでの最近の研究では、大学のバスケットボールの選手たちに、約2か月間、いつもより2時間ほど長く寝てもらったところ、足の速さやシュートの確率が1割ほど上がったという報告があります。
この研究を発表した先生の解説では、

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