かぼちゃの栄養!種類ごとの違いと、種に含まれる栄養も紹介

ダイエット情報
かぼちゃの主な種類と品種
日本で栽培されているかぼちゃには、大きく「西洋かぼちゃ」「日本かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」の3種類があります。
西洋かぼちゃ
でんぷん質が多く、ほくほくとした食感と強い甘みが特徴。現在流通しているかぼちゃは、ほとんどが西洋かぼちゃです。
[主な品種]
「黒皮栗かぼちゃ」「赤皮栗かぼちゃ」「坊ちゃんかぼちゃ」「栗マロンかぼちゃ」「雪化粧」など
日本かぼちゃ
でんぷん質が少なく、ねっとりした舌触りで、味は淡泊です。煮崩れしないため、煮物など長時間の加熱料理に適しています。
[主な品種]
「黒皮かぼちゃ」「菊座かぼちゃ」「ひょうたんかぼちゃ」「鹿ヶ谷かぼちゃ」「バターナッツかぼちゃ」など
ペポかぼちゃ
北米南部の乾燥した地域で作られた品種の総称です。
[主な品種]
「ズッキーニ」「金糸瓜」「おばけかぼちゃ」「おもちゃかぼちゃ」など
memo
・金糸瓜:茹でると中身がそうめん状にほぐれるのが特徴。
・おばけかぼちゃ、おもちゃかぼちゃ:主に観賞用です。ハロウィンのジャックオーランタンにも使われます。
種類による栄養の違い
西洋かぼちゃ、日本かぼちゃ、ペポかぼちゃ(ズッキーニ)に含まれる主な栄養を比較しました(生、可食部100gあたり)。下はそのグラフです。
出典:文部科学省「日本食品成分表2020版(八訂)」第2章 野菜類
カリウム、β-カロテン、ビタミンC、食物繊維は、西洋かぼちゃが最も多く含んでいます。特にβ-カロテンは、日本かぼちゃの5倍以上、ビタミンCは2倍以上です。一方、ビタミンKは、ペポかぼちゃ(ズッキーニ)が最も含んでおり、西洋かぼちゃと日本かぼちゃはほぼ同じです。葉酸は、日本かぼちゃが最も多く含んでいます。
かぼちゃの皮にも栄養がある?
現在日本で流通量が最も多い西洋かぼちゃは、皮つきでβ‐カロテンを3,900μgと豊富に含みます(可食

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