しょうゆが普及する前の調味料!?「煎り酒」は夏にぴったりな味! #Omezaトーク

ダイエット情報
「煎り酒」が、しょうゆが普及する前に使われていたからといって、しょうゆの歴史が浅いというわけではありません。ネットで私が調べた情報ではありますが、しょうゆ自体は、紀元前に中国から渡ってきた「醤(ひしお)」をルーツとして発展してきた調味料で、室町時代に「しょうゆ」と呼ばれるようになったようです。ただ、高価だったこともあり、普及したのは江戸時代になってから。室町時代末期に考え出されたと言われる「煎り酒」は、しょうゆが稀少だった時代に、和食の調味料として欠かせなかったものの、しょうゆの大量生産に伴い存在感が薄くなっていったとか。
「煎り酒」は、日本酒を梅干しやかつお節とともに煮つめて、こして作る調味料です。お酒と言っても、アルコール分は含まれていません(手作りした結果、アルコールが飛ばずに残ってしまうということはありかもしれませんが)。色の薄さから、「うす口しょうゆや白だしのように、じつは塩辛いのではなかろうか!」と身構えていたのですが、見た目通りのやさしい味わいでした。
栄養成分表示には、100ml当たりの食塩相当量が9.3gとあります。家にある丸大豆醬油の栄養成分表示を見ると、15ml当たり食塩は2.57gとあり、100mlに換算すれば約17.1gになるので、煎り酒の塩分はしょうゆに比べて5割強といったところ。梅の香りとかつお節のうまみが効いているので、ポン酢のもつ、かんきつ系のさわやかさとはまた違ったすっきりした味わいがあります。
単純な組み合わせではありますが、豆腐に、しそ、きゅうり、すりごまを乗せたひややっこにかけてみました。相性はばっちりです。大根おろしやサラダにはもちろん、豚しゃぶサラダなどにも合いそう。夏バテの時期にぴったりな調味料だとも感じました(もちろん鍋にもよさそうです)。
じつは「煎り酒」で検索すると、作り方のページにもヒットします。日本酒、梅干し、

リンク元

タイトルとURLをコピーしました