胃の不調は「新・国民病」!? 医師が教える、年々増える原因不明の胃の不調の正体と対策

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年々増加傾向にあり! とくに若い女性に多い胃の不調
セミナーに登壇したのは、消化器のスペシャリストで、川西市立総合医療センター総長の三輪洋人先生。消化器内科一般や消化器疾患を専門とする三輪先生が、実際に診察して肌で感じている現代人の胃の不調の現状や対策方法をわかりやすく教えてくださいました。
「2023年11月に発表された、ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社が全国の男女2,000名を対象に行なったアンケート調査『第4回胃の不調実態調査(2023)』で、胃の不調を感じている人は55.9%で、3年連続して前年越えをしていることがわかりました。
しかも、胃の不調を感じている人は、男性49.2%に対して、女性は62.6%と多く、いちばん多かったのは、20代女性の72%。つまり、若い人ほど胃に不調があることがわかっています」(三輪先生:以下同)
覚えておきたい「ディスペプシア」と「機能性ディスペプシア」
胃の不調の原因を知る前に、覚えておきたいキーワードとして、「ディスペプシア」と「機能性ディスペプシア」があるとのこと。あまり聞き慣れないワードですが…。
「まず知っていただきたいのは、胃の症状(上腹部症状)を医学用語で『ディスペプシア』と呼ぶことです。もともとは『消化不良』という意味で生まれたギリシャ語で、ディスペプシアを起こす原因としては、胃がんや胃潰瘍、食道炎などさまざまな器質的疾患があります」
一般的になんらかの病気が原因で症状が出てくると考えられていますが、じつは胃に関しては少しちがいます。胃の不調を感じて、病院で内視鏡検査を行っても、受診した患者さんの9割以上はなんでもなかったというデータが出ています。
「こうした、症状の原因となる器質的、全身性、代謝性疾患がないにも関わらず、慢性的に胃もたれや心窩部痛(しんかぶつう)などの胃の不調があれば、『機能性ディスペプシア』とい

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