消化器の名医、川本徹先生に聞く! ヨーグルトを食べるなら何時? 腸を元気にする「酪酸菌」を増やす食材は?≪ヨーグルト研究家 花映の腸内研究エキスパート対談2・前編≫

ダイエット情報
ヨーグルトを食べるなら、10時、15時のブレイクタイムがおすすめ
花映:私は毎日、ヨーグルトを400gほど丼もの感覚でフルーツをのせて食べています。でも、腸内フローラ検査(※)をしたら腸内細菌の種類の「多様性」はあるもののビフィズス菌の割合は少ないという結果が出たんです。これはなぜなのでしょうか?
川本先生:ヨーグルトに入っているラクトバチルス属などの乳酸菌をとると、腸内細菌の多様性が増すといわれています。でも、なかなか大腸でビフィズス菌が増えていないのかもしれませんね。
花映:なるほど。では、ヨーグルトを食べる際は何を工夫したらいいのでしょうか?
 川本先生:そうですね。ヨーグルトを食べるタイミングは胃酸の分泌が少なくなっている空腹時がよく、10時、15時のブレイクタイムにとるのがおすすめですよ。
花映:なるほど。大腸までビフィズス菌を届けやすくするには、間食にヨーグルトを食べるのもいいのですね。
私は今回の腸内フローラ検査で、腸年齢が実年齢より高い結果になりました…。これはビフィズス菌の割合が少ないことが影響しているのでしょうか?
川本先生:そうですね。乳児のときは、腸内にビフィズ菌がたくさんすんでいるのですが、加齢によってビフィズス菌の割合が減少し、高齢者になると1%以下というデータもあります。とはいえ、ビフィズス菌が少ないからといってすぐに病気になるわけではありませんので、まずは食事を見直して腸内フローラを整えていきましょう。
※今回行った腸内フローラ検査は…
『腸内フローラチェックプレミアム』(https://www.mirtel.co.jp/service/flora/)
検体(便)の中の細菌のDNAを抽出し、次世代シーケンサーという機器でそれぞれの細菌のDNAをカウント。その値から便中の細菌の割合を計算し、腸内フローラのバランスを推測する検査。(株式会社ミ

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