孤独と産後うつの深い関係。海外研究が指摘する解決策とは?

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孤独感は産後うつにつながる?
出産を機に女性の生活は大きく変化します。日常生活も劇的に変化し、友人や同僚とあまり会えなくなり、孤独を感じることもあります。そんな孤独感は産後うつ病の一部であることが多く、母親自身やパートナーだけでなく、子どもの成長にも影響を与えることが研究でわかっています。
そこで今回、ロンドン大学など英国の研究グループは産後うつ病の女性に関する過去の研究を調べ、その結果を報告しました。
対象となったのは、産後うつの女性を対象に対面や電話でのインタビューなどを行い、状況や体験を聞きとり調査した英国や米国、カナダなど7か国からの27件(参加者合計537人)の研究。研究グループはこれらの調査結果をまとめて分析し、孤独と産後うつ病の関連性を検討しました。
症状を隠したり引きこもったり…
こうして研究で明らかになったのが、産後うつでは独りぼっちで寂しいという孤独感が大きなリスク要素になっているということでした。
孤独感につながる原因としては、「悪い母親」だと思われることやメンタル障害に対する偏見を恐れて、症状があっても隠したり引きこもったりするなど、さまざまな原因が考えられています。また、出産後、妊娠前の生活やほかの母親、さらには赤ちゃんとも、感情的に切り離されていると感じたり、パートナーや家族、社会からのサポートが得られなかったりすることが孤独感の原因になることもあるよう。
一方で、解決策も浮かび上がりました。
1. 医療や福祉のプロが理解を示し、母親側は彼らに受け入れてもらうこと。そういった人たちの手助けは大きな影響があり、孤独感を和らげてくれます。
2.同じように産後うつを体験した母親による支援。ただし、何も問題を抱えていない母親だと、逆に孤独感が強まってしまう場合もあり、気をつける必要があるようです。
「出産後に孤独感を抱くのはごくふつうのことであり、そ

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