やる気や元気をキープするために気をつけたい! 専門家が伝授する、人生からエネルギーを奪うNG習慣

ダイエット情報
やけ酒はイヤな記憶を定着させてしまう
気持ちの憂さを晴らすために、「ちょっと1杯!」。しかしこのやけ酒、じつによくないことがわかりました。
「東京大学大学院薬学系研究科の野村・松木の研究ですが、ネズミに電気ショックを与え、アルコールを注射し、そのあとどのようにふるまうかを調べた実験があります。アルコールを注射されたネズミは、電気ショックのことを忘れるどころか、かえって電気ショックによる恐怖を強め、臆病になってしまったのです。やけ酒は忘れてしまいたいという思いがもとになっての行動なのでしょうが、忘れるどころか強化されてしまうわけです」(堀田先生)
それどころか、アルコールを常習すると、イヤな記憶を消す能力が下がるという、アメリカ国立衛生研究所のホームズらによる研究結果もあるそうです。
「仮に毎日のようにやけ酒を飲んでいるとしたら、イヤなことの記憶がどんどん鮮明に脳裏に刻み込まれていき、どんどんと消えにくくなってしまうのです。脳をホワイトボードにたとえると、いつの間にか忘れたい内容が油性マジックで書かれるようになっていたようなものです」
やけ酒はストレス解消になるどころか、かえってイヤな記憶を強め、元気を損なう結果につながってしまうようです。
人やモノに当たっても、より激しい怒りに
日頃のうっぷんのはけぐちにSNSで攻撃的な書き込みをする…これもストレス解消にはならず、かえってマイナスの影響があることがわかりました。
「アイオワ大学のブッシュマンらの研究があります。実験では、被験者たちに『怒ったときはパンチングバッグを殴ると、怒りの解消に効果的』という記事を読ませて、そのあと怒らせてみて、どんな行動に出るかを調査したものです。その結果、パンチングバッグを殴った被験者はバッグをたたくことを楽しんだものの、怒りは収まるどころか、怒りの対象の相手、ひいては関係ない人にまで怒りをぶ

リンク元

タイトルとURLをコピーしました