自分と向き合う時間が、私にとってはリフレッシュに(上村さん)
—上村さんは、現役を引退したいま、ふだんどれくらい体を動かしていますか?
上村さん
選手のころと比べると、10分の1くらいに落ちています。しかも、アクティブに動くときと、全く動かないときの差も大きいので、それはさすがに改善したいなと思っています。体を動かすとやっぱり気持ちがいいので、運動やアクティビティを生活にとり入れながら、これからも生きていきたいです。
—ストレス解消法などはありますか?
上村さん
散歩やヨガなど、自分に向き合う時間が好きですね。もともと、スキーで滑っているときはひとりの時間。そういう時間を持つことが、私にとってはリフレッシュになっているんだと思います。ひとりの空間が作れないときには、ノイズキャンセル機能のあるイヤホンで風の音や雨の音などを聴いたりして、自分だけの空間を疑似的に作って過ごすこともあります。
岡田さん
自分が好むこと、合っていることをしっかりとわかっているから、効果的でしょうね。
—お2人に、最近の活動や今後のプランなどについてお伺いします。上村さんは、昨年、絵本『ゆきゆきだいすき』の作画を担当されましたが、どのようなきっかけがあったのでしょうか?
上村さん
1年ほど前に、財団法人冬季産業再生機構による「SAVE THE SNOW PROJECT」の第1弾として絵本を出そうという話が立ち上がりました。私のイラストを見た夫から「作画をしてみないか?」と声をかけてもらって、絵本のキャラクターたちができ上がりました。
—絵本にこめられたメ