脂質をたくさんとらないと快感を得られない…! ドクターが解説、「脂質中毒」をリセットする4つの方法

ダイエット情報
まずは10日間チャレンジ!
脂質を連続して大量に食べ続けると味蕾(みらい)が鈍感になり、満足感を得るためにさらに脂質を食べ過ぎる―そんな悪循環に陥っている状態が脂質中毒です。まずは、脂肪味に鈍感になった味覚をリセットすることから始めてみましょう。
「人間の舌にある〝味蕾〞という細胞が脂肪味を感じています。じつは、味蕾の細胞は10日ほどで生まれ変わるといわれています。つまり10日だけ脂質を控えた生活を送れば、繊細な舌に生まれ変わるのです」(岡部先生)
10日間、脂質をゼロにする必要はなく、揚げ物料理を焼き料理や蒸し料理に変える、脂身の多い牛肉を避けて鶏むね肉や魚を食べるというようなことを実践してみましょう。
その際、玄米を一緒にとるといいそうです。
「脂質中毒では脳内報酬系が鈍感になり、脂質をたくさんとらないと快感を得られなくなっています。しかし、琉球大学の益崎教授のグループの研究では、玄米に含まれる『ガンマオリザノール』という成分が、脳内報酬系を回復させ、脂質の中毒症状を抑えてくれるということなのです」
朝と夕方に玄米を茶碗に1杯食べると効果的なので、試してみてください。
気をつけたい“隠れ脂質”
脂質中毒をリセットするには、どんなメニューを選べばいいのでしょうか。岡部先生によると「中華でも洋食でもなんでも脂質を管理できれば特に何でもよい」とのことですが、やはり和食がいちばん脂質を少なくできるとのことです。
そして特に注意したい食べ物としては、菓子パンが挙げられます。
「『お菓子を食べなくてもやせない』という患者さんのなかには、お昼などに菓子パンをよく食べる人がいます。種類にもよりますが、菓子パンは1つで500kcalを超えるもの、脂質が20gを超えるものはよく売られているので、日常的に食べると脂質中毒への道をひたひたと歩んでいくことになります。菓子パンは食事ではなく、

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