日本人を対象にした研究で明らかになった、睡眠の質をアップするコツは?

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日本女性の身体活動と睡眠の質を分析
日中に体を十分に動かすと、夜よく眠れるという研究結果はいろいろと出ていますが、一方で、座っている時間が長いと、身体活動(運動)とは無関係に、睡眠の質の低下や不眠症などの問題につながることが示されています。
そこで今回、早稲田大学など日本とカナダ、台湾の研究グループは、さまざまな健康上の問題が現れがちな40〜64歳の日本人のデータを使って、運動と睡眠との関係を調べてみました。700人近く(およそ400人が女性)の参加者に運動量計を装着してもらい、1日の起きている時間を、「座っている」「軽い活動」「中・高強度の活動」の3つに分けて測定。また、睡眠の質についても、十分な睡眠がとれていると感じるか、眠れないことがあるかなどのアンケートに答えてもらいました。具体的には、よく眠れない、夜中に目が覚めるといった問題があるかどうかを聞いています。
そして、1日の3パターンの活動時間のそれぞれ60分を、ほかの2パターンで置き換えるとどうなるかを試算しました。
中強度から高強度の運動が女性の睡眠の質を改善
こうして研究で確認されたのが、女性では中程度から高強度の身体活動を行うことで、睡眠の質を向上させることができることです。試算によると、女性が60分の座りっぱなしや軽い活動を、60分の中強度から高強度の活動に置き換えると、睡眠の質が改善される可能性があるのです。しかし、男性では、この置き換えパターンは、睡眠には影響しないようでした。
また今回の分析では、座っている時間を軽度の活動に置き換えても睡眠の改善は見られず、効果を報告している過去の研究と一致しませんでしたが、身体活動のタイプが影響する可能性があり、これをよりよく理解するためには、さらなる研究が必要とのこと。
今回、研究チームは、日本女性において中程度から高強度の運動を行うことで、睡眠の質を改善する

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