その不調、血液からのSOSかも⁉︎ ドクターが解説! やせにくい体にも関係する血液が汚れる4つの原因とは?

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血液検査の数値は正常でも 「瘀血」の人はたくさん
過去に、栗原先生が行った約3000人分の血液検査データと、血液の流れを測定するMC–FANという装置で測定したデータを比較する研究では、驚くべきことに、血液検査の数値は基準値の範囲内なのに、血液の流れが悪い人が多くいました。
「この研究により、血液の汚れはかなり悪化しないと血液検査の数値には表れない可能性があることがわかったのです。実際に検査をしても『なんら異常は見つからない』という患者さんの血液をMC–FANで確認すると、やはり流れが悪くなっているということがあります」(栗原先生)
中国の医学(中医学)では、「未病」という考え方があります。未病とは、「病気ではないが健康でもない状態」のことで、だるい、疲れやすい、肩がこるといった症状は未病の典型。そしてその原因が「汚れた血液」(瘀血)であると考えられています。
近年、瘀血状態の人が急増しているそう。特に若年層は深刻で、20代でも瘀血の人がおり、孫がおばあちゃんより血液がよくないということがあるそうです。
血液を汚す4つの原因
血液は赤血球、白血球、血小板という3種類の血球と血漿(けっしょう)で構成されています。血液の汚れはさまざまな要因により、血球同士がくっつき合うことで発生します。血球が巨大化することで、血管内をスムーズに通れなくなり、血液の流れがどんどん悪くなっていきます。
それではどうしてこのような瘀血の状態になってしまうのでしょうか。
「血液が汚れる原因はさまざまですが、なかでも凶悪な“汚れの原因”が4つあります。それは『糖』『中性脂肪』『ストレス』『口腔内の悪玉菌』です」と栗原先生。
瘀血の原因をひとつひとつ見ていきましょう。
【糖】 糖は体を動かすときの燃料となる栄養素で、生命活動には欠かせません。ただし、とり過ぎると血液はネバネバになり、流れが悪くなり、と

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