片頭痛は治療や予防が可能になっているって知ってる? 頭痛のお悩みに知っておきたい新常識

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片頭痛に悩む人は国内で約840万人
頭痛には、大きく分けて「一次性頭痛」と「二次性頭痛」があり、一次性頭痛がいわゆる”頭痛持ち”の人がかかえている頭痛です。二次性頭痛はくも膜下出血など、ほかの病気の症状のひとつとして現れる頭痛を指し、命に関わる病気の場合もあるので、普段と違う頭痛を感じたら、すぐに医療機関に受診しましょう。
一次性頭痛には「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」などがありますが、悩んでいる人の多い代表格といえるのが片頭痛。緊張型頭痛は数は多いものの、片頭痛と比べ仕事や日常生活の支障となるほどの痛みとなることは少ないと言われています。群発頭痛は激しい痛みを伴いますが、片頭痛や緊張型頭痛と比べ有病率は低い頭痛です。
片頭痛は、ズキンズキンと脈打つような痛みがあるのが特徴で、くり返し起こります。発作中に体を動かすと痛みが強くなったり、吐き気をもよおす、光と音に敏感になるといった症状も。国内の患者数は約840万人と推定され、仕事や日常生活への支障も大きく、国内で約3600億円の経済損失があるとも推定されています。
↑女性の有病率は男性の約4倍。特に30〜40代女性に多い。仕事や家事がはかどらない、寝込んでしまうなど、日常生活への支障も大きい
 
「頭痛で外来に来る人のうち、約7割が片頭痛の患者さんです」と話すのは日本頭痛学会認定の頭痛専門医で、富士通クリニック、東京クリニックで頭痛外来を担当する五十嵐久佳先生。「片頭痛という病名ですが、両側が痛むという患者さんも約4割いる」とのことで、日常生活に支障があって受診する人が多いそうです。
片頭痛に悩む人の7割が医療機関を受診していない
そして、大きな問題は、片頭痛患者のうち医療機関を受診している人の割合は約3割にとどまることです。多くの片頭痛患者は、痛みを我慢したり、市販の鎮痛薬で一時的に痛みを緩和させたりして対

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