女性が便秘になりやすい原因は? 腸年齢を老けさせる要因は? 腸内細菌研究の第一人者、内藤裕二先生に聞きました!≪ヨーグルト研究家 花映の腸内研究エキスパート対談1・後編≫

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食事、生活リズム、ストレス…消化器科の医師が考える便秘のおもな原因は?
花映:若いころから便秘に悩んでいる女性が多いようで、私も子どものころから便秘だったのですが、原因はどのようなことが考えられるのでしょうか?
内藤先生:日本人の女性は、10代半ばから20代の間に便秘になる人が増えます。また、日本の子どもの便秘も問題になっていて、主な原因には高脂肪食、食物繊維不足、不規則な生活が関わっていると考えられます。
花映:便秘になるのは、食物繊維不足より、高脂肪食の影響が大きいのでしょうか?
内藤先生:はい。食物繊維の欠乏で便秘になるということは昔から言われていることですが、意外とそのエビデンスは少ないんです。私は、高脂肪食のほうが腸内環境を悪化させて便秘の引き金になりやすいと考えています。
花映:私は子どものころから脂っこいものが苦手でお肉はあまりとっていなくて、実家は農家だったので食物繊維をとっていたのですが、便秘でアレルギー体質でした。
内藤先生:そうなのですね。おそらく、女性の便秘には、自分では気づいていない社会的なストレスも関わっているのではないかと思います。男性は下痢になる人が多いようです。
花映:確かに、気づいていないストレスがあるだろうなと私も感じていました。
私は就職をしてちょっと経ったころに、便秘がなくなってすごく快調になりました。何がよかったのか振り返ってみると、始業時間が早めだったので早起きして朝食を食べ、昼食も毎日同じ時間に食べていてリズムが安定していました。内藤先生は著書で「食べるリズムも大事」と書かれていますね。
内藤先生:はい。何を食べるのかだけではなく、食事、運動、睡眠、排便など生活リズムを整えるのも大事で、腸内環境がよくなって便秘の改善につながります。
食事、運動、睡眠…規則正しい生活で便秘を防ぎ、若返りをめざす
花映:内藤先生は、毎日どのよ

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