食前ピーナッツでダイエット? 海外研究が6か月で判明したプラスアルファの効果とは

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ピーナッツはダイエットによい?
食べる順番は大切だといわれることがあります。たしかに、食前に脂肪やたんぱく質、食物繊維を豊富に含む食品を食べるのがよいとされます。満腹感が得られ、体重を減らしたり、血糖値を安定させたりする効果が期待できるからです。そんな食前に食べるとよさそうな食品のひとつにナッツがあります。ナッツには良質な脂肪、たんぱく質、食物繊維が含まれているからです。
今回、米国テキサス工科大学を中心とした研究グループは、カロリーを制限した食事をとりながらピーナッツを食前に食べた場合、ダイエット効果を高められるかに注目しました。それを確かめるために、BMIが26よりも高く、年齢が18歳より上の107人を2つのグループに分けて、ピーナッツを食前に食べた場合と食べない場合を比べる研究を実施しました。
具体的には、ひとつのグループには摂取エネルギーを制限したダイエット食(女性は1日1300キロカロリー、男性は1日1700キロカロリー)に加えて1日2回、食前に薄塩味のピーナッツを35gとってもらいました。一方で、もうひとつのグループにはダイエット食のみを続けてもらいました。いずれのグループにもこの食生活を6か月続けてもらい、体の変化を調べたのです。
ピーナッツを食べても太らない
こうした研究から確認されたのは、食前にピーナッツを食べたからといって太ることはなく、体重はダイエット食を続けた人と同じように減ったということ。さらに、ピーナッツを食前に食べたグループだけ、心臓や血管の病気につながる血圧が下がる結果となりました。
2つのグループを合わせた全体で見ると、体重は6か月の間に平均6.7kg減りました。この体重減少の幅にグループの差はありませんでした。ピーナッツを食べることで、太ることも、逆にやせることもなかったことになります。そのうえで、ピーナッツを食べていたグループのほう

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