ストレートパーマと子宮がんが関連? 海外研究がリスク上昇の分析結果を報告

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子宮がんの関連を初めて分析
子宮がんは、大きく子宮体がんと子宮頸がんに分かれますが、今回の研究は子宮体がんについてです。子宮体がんはほとんどが子宮の内側を覆っている子宮内膜に発生するために子宮内膜がんとも呼ばれます。子宮体がんは乳がんや大腸がんに比べれば罹患率は少ないのですが、増加傾向にあります。これは日本国内にも当てはまります。
今回の報告を行った米国国立衛生研究所(NIH)など米国の研究グループは、以前にストレートパーマ剤やヘアカラーと、乳がんおよび卵巣がんなどホルモンの影響を受けやすいがん(ホルモン感受性がん)との関連を報告したことがあります。今回、同じ研究データを使って初めて子宮がんの関連も調べてみました。
米国とプエルトリコに住む女性5万人以上が参加している研究のデータから、研究参加時に子宮が残っていた(手術でとるなどしていない)3万4000人を対象として、平均11年の追跡期間中に発生した378件の子宮がんと、研究開始時に実施した過去1年間のヘア製品の使用に関するアンケートとの関連を分析しています。ヘア製品に含まれるのは、ヘアダイ、縮毛矯正剤、パーマやウェーブ用の製品などです。
使用頻度高いほどリスク上昇
今回の分析から明らかになったのは、ストレートパーマと子宮体がんとの間に関連が認められたことです。具体的には、アンケートで過去1年間にストレートパーマ用製品を一度でも使ったと回答した人は、使ったことがなかった人と比べると子宮がんになるリスクが80%高くなっていました。また、使った回数が多いほどリスクが高まる結果も確認されました。1年間に4回を超える場合には、使っていない場合と比べてリスクが2.5倍に。ヘアカラーやブリーチ、ウェーブ剤などほかのヘア製品との関連性は見られませんでした。
ストレートパーマ剤を使ったことがある人のおよそ6割が黒人女性でしたが、この関連

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