皮膚の病気「乾癬」はなぜ起こる? 海外研究から「体力」との関連が明らかに

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120万人以上のデータを分析
乾癬の特徴は、頭や手足、腰などの皮膚に現れてくる赤みを伴った斑点状の盛り上がりです。その表面の角質が厚くなってくるのも特徴のひとつで、厚くなった角質は少しずつはがれてくるため、表面が白くっぽく見えるようになります。乾癬の原因は完全には解明されていませんが、ストレスや不規則な生活などの外的要因とともに遺伝が大きいと考えられています。日本では1000人に1人くらいの頻度に対して、欧米では100人に2〜3人とされます。男女比は2:1と男性に多いですが、肌にかかわる病気だけに女性にとっては気になる疾患のひとつ。メディアで注目されることもたびたびあります。
今回、スウェーデン・ヨーテボリ大学の研究グループは、心肺持久力と乾癬リスクとの関連に注目して分析したところ、思わぬ関係性が浮き彫りになったといいます。分析対象は、スウェーデンの過去50年近くにわたる120万人以上の男性のデータです。平均18歳時点のエアロバイクによる心肺持久力のレベルを低、中、高のグループに分け、その後の乾癬発症などの情報と突き合わせて比べたのです。
1.5倍の発生率
分析からわかったのが、若いころの体力の差が、その後の乾癬の発症と関係していたということです。詳しくみると、心肺持久力が低いグループは、高いグループと比べて、乾癬になるリスクが35%高い結果となりました。乾癬に関連する乾癬性関節炎になるリスクも44%高い結果に。
低い心肺持久力だからといって、必ずしも乾癬に直結するわけではありません。因果関係もわからないので、運動したから防げるかというと、それもまだ不明です。ただ、これまでほとんど原因不明の病気でもあるので、今後の診断や治療の進歩につながる有意義な研究になってきそうです。
<参考文献>
乾癬はどういう病気ですか?(日本皮膚科学会)
https://www.dermato

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